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論文

Discharge of dissolved and particulate $$^{137}$$Cs in the Kuji River, Japan

松永 武; 天野 光; 柳瀬 信之

Applied Geochemistry, 6(2), p.159 - 167, 1991/00

 被引用回数:36 パーセンタイル:65.63(Geochemistry & Geophysics)

河川流域における放射性核種の移行挙動を知る目的で、土壌に蓄積したフォールアウトの$$^{137}$$Csの河川による流出を研究した。茨城県の久慈川下流において、$$^{137}$$Csの河川水中の存在形態と流出放射能量を明らかにした。流域からの$$^{137}$$Csの年間流出量の経験式を導き、これを基に流域全体における$$^{137}$$Csの年間収支を推定した。その結果、$$^{137}$$Csの土壌中蓄積量は約4200MBq/km$$^{2}$$と推定され、年間にその0.04%が河川に流出し、2.3%が放射性壊変で減少することを導いた。このことから、フォールアウトの$$^{137}$$Csは地表面土壌に長く残留して、ほぼその半減期で減少していくことが示された。河川による流出は流域収支の上では小さい。流出の形態としては土粒子等に吸着した懸濁態の$$^{137}$$Csが年間移行量の90%を占め、さらにまた降雨増水時の流出量が年間流出量全体を支配していることが明らかとなつた。

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